ビットコインを始めとする仮想通貨でよく耳にする「マイニング」とはどのような意味なのでしょうか。
簡単にいうと、「仮想通貨の承認計算を代わりに行うこと」です。
仮想通貨の取引は世界中で行われ、何十億ものお金が動いています。
しかし、仮想通貨は銀行とは違い管理者は誰もおらず、ブロックチェーンと呼ばれる技術のもと管理されています。
このブロックチェーンには、誰が、いくら、いつ取引したのかを細かく記録しているいわば、「銀行の通帳」のような役割をしています。
ただ、このブロックチェーンを更新するのには、膨大なデータ処理を行う必要があります。
そのため、マイニングをしてくれる人を募り、1番最初に計算を終えた人に対価として仮想通貨を支払っています。
このような作業の様子を山などで金を探す発掘者にたとえ、「マイニング」と呼んでいます。
マイニングはハッシュ関数と呼ばれる、特殊な関数を使っています。
ある値をハッシュ関数に入れた場合簡単に計算ができるのですが、ハッシュ値からその値をが逆算することはできないようになっています。
ハッシュ関数によってデータの改ざんを防いでいるのです。
このような、ハッシュ関数を使い、仮想通貨の取引を記録していくマイニングで仮想通貨は生み出されているのです。
